関寧 　関平の兄。関平が武芸の稽古をしていたのに対し、学問に励んでいた。関羽の千里行に登場。関羽が劉備との再会を果たすため河北国境までやってきた時、父弟と共に関羽を屋敷に迎える。関羽と再会した劉備とも挨拶を交わした。この後、弟の関平は関羽の養子となって劉備一行に加わり、関寧は屋敷に残った。

崔州平 諸葛亮の友人。後漢の司徒・崔烈の子。崔均の弟。三顧の礼に登場。諸葛亮を訪ねた際、初めて隆中に来た劉備に諸葛亮と間違えられる。劉備に請われて治乱の道理を説き、諸葛亮を迎えても時代の流れには逆らいがたいと諭した。

夏侯氏 夏侯淵の姪。夏侯覇の従妹。張飛の妻。劉禅の皇后・張氏の母。200年、13、4歳の時、たきぎを取りに出かけたところを張飛に捕らえられ、張飛の妻となる。219年、夏侯淵が戦死すると、遺体を埋葬するように願い出た。後に蜀に亡命した夏侯覇は、夏侯氏と縁戚だったため厚遇され、車騎将軍まで昇進した。